月経カップとは、このように膣の中に挿入して経血を受け止めるシリコン製のカップのことです。
挿入の心理的ハードルは高いですが
- 挿入の際に潤いを足すジェルを使う
- リラックスできる体勢で挿入する
- 自分の膣の向きを理解して挿入する
これらの挿入のコツさえつかめば以下のようなメリットがあります。
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月経カップのメリット
洗って繰り返し使える
生理用品の量が減る
生理用ナプキンを使わなくてもよくなるので、家での生理用品の収納スペースが小さくなり、旅行の時にもかさばりません。
生理用品のゴミが出ない
さらに「生理だから」と生理用ポーチを持ち歩くことも、使用済み生理ナプキンのゴミが出ることもありません。
義実家、彼氏の家、友達の家、など使用済み生理ナプキンをどう処理するか悩ましいときがありますよね。
月経カップならゴミが出ることがなくなるので、そんな心配ともさよならできます。
経血が出ないのでムレ・ニオイがなくなる
べったりと経血がついているのにナプキン交換ができないとムレ・かゆみの原因になります。
しかし、月経カップを使えば常にショーツはサラサラ状態をキープできます。
また経血がカップに溜まることで、空気に触れて酸化することがないので「生理中の独特の臭いニオイ」がなくなります。
最長12時間つけっぱなしOK
経血量が多くなる2日目、3日目は1日に3回交換するのがおすすめですが、月経カップは最長12時間つけっぱなしOKです。
よりシーン別の具体例を知りたい場合はこちらから!
→子育て中の女性が月経カップを使うメリット
→働く女性が月経カップを使うメリット
→推しのいる女性が月経カップを使うメリット
プール・お風呂・マリンスポーツ・温泉もOK
生理中には遠慮していたプール、マリンスポーツ、水泳、お風呂、温泉旅行も問題なくできます!
もう旅行の予定を変更することも、生理をズラすためのピルを飲むこともなくなります。
毎月ナプキンを買うお金が節約できる
月経カップは1個買うのに5000円と、生理用品にしては高額です。
しかしナプキンを毎月買うランニングコストと比べると、長い目で見るとオトクです。
一生涯において、ナプキンは27万円、月経カップは2万円(月経カップ4個)の出費ですみます。
ちなみに月経カップは5~10年間使用できます。
関連リンク:月経カップの値段って高くない?
家事タスクが1つ減る
「あー……そろそろナプキン買い足さなくちゃな」「夜用ナプキン切らしてる」とあなたは頭の片隅で生理用ナプキンの在庫管理をしています。
忙しくて買い忘れて、あわててコンビニで生理用ナプキンを買った経験もきっとあるでしょう。
そんな煩わしい家事が1個減ります!
コロナウイルスのデマで生理用品が買い占められて不足になることもありましたが、月経カップであれば生理用品の在庫管理は不要です。
ナプキンをしまっていた収納スペースも空っぽになって片付け不要!
断捨離できます。
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月経カップのデメリット
月経カップは正しくつけないと漏れることもある
月経カップは挿入したら、挿入しっぱなしではなく、きちんと中で開いているか確認しましょう。
この一手間で漏れを防ぐことができます。
手順は簡単です。
このように底を指でつたって開いているか確認しましょう。
もし開いていなかったら、ステムを軽く引っ張って回転させたり前後に押し込んだりして開きましょう。
参考リンク:月経カップの付け方
月経カップは数滴漏れる
月経カップは液体のまま経血を受け止めるので、どうしても数滴ショーツに経血がつきます。
経血を吸収するショーツを併用することで解決できます。
月経カップのメリット・デメリットまとめ
月経カップは挿入・取り出しにコツがあり、慣れるまで練習が必要です。
月経カップを腟内に入れる心理的ハードルもあります。
また1個5000円と金額が高いと感じることもあるでしょう。
ただ、毎月ナプキンに払うお金は「チリツモ」なので、トータル的に考えると月経カップの方が25万円オトクです。
育児中、働いている女性で「自分のタイミングでナプキン交換」ができないストレスから開放されます。
もう経血がベタッっとついたナプキンをつけっぱなしにすることで起こるムレ・かゆみがなくなり、常にサラサラ状態をキープできます。
ナプキンポーチを持ち歩く必要も、ナプキンの在庫管理に頭を悩ますこともなくなります。
更にナプキンのゴミも出ず、経血が酸化するイヤなニオイもしません。
旅行やスポーツをしたい時、生理によって予定を変更することがなくなります。
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